パソコン自作

2020年11月11日 (水)

Intel Pentium D 915を使う

20201111b_intelpentiumdonecsg31tm

余ったパーツで作る2台目、Pentium D 915搭載機がほぼできた。マザーボードはECSのG31T-M。メモリー4GB、SSD256GBという構成である。

グラフィックスボードはなしで、CPU内蔵の「Intel G31」を使っている。このドライバーはWindows 10が持っているようで、自動的に入る。性能はよいものではないだろうし、内蔵メモリーの一部を使うのが難点である。でも、電源がいつ購入したかわからない420Wくらいのものなので、グラフィックスボードを入れたら容量不足を起こすかもしれないという懸念がある。また、そんなに良いグラフィックスボードを余らせているわけでもない。とりあえず、1280×1024で映るのでよしとしている。

自作のベンチマークソフトMThread2を走らせてみた。結果を一つの画面でキャプチャーできなかったので、2個の画像を紹介する。

20201111c_mthreadresult1

20201111d_mthreadresult2

最も時間がかかったのは子スレッドなしの時で、169.694秒。最短だったのは子スレッド64の時で60.703秒だった。

手持ちの他のパソコンとの結果を表にした。

20201111e_mthread2results

Core i7-9700と比べると、シングルスレッドで4.5分の1の性能、マルチスレッドで12分の1の性能と言える。

これだけ差があると、さすがに体感できる。操作をする時にタスクマネージャーを常時見ている必要がある。反応が遅くて、「お前本当にやってるのか?止まってないか?」と確かめないと落ち着かない。

それでも、動いてるんだから大したもんだよなぁ。

H2

 

2020年11月 5日 (木)

10年でCPU性能が2~3倍アップ、この程度か…

Core i7-9700機のセットアップを続行している。現在使っているCore i7-3820機から、約5TBのデータをGbE経由でコピーしているのだが、猛烈に日数がかかる。特に、小さなファイルが多く入っているディレクトリのコピーは時間がかかる。「残り時間:2日以上」と表示されるとげんなりする。それでも、送り元も送り先も、これまでエラーは起こしていないので、それはありがたいことであると思う。

セットアップの合間に、CPUとメモリーの性能を測る自作のベンチマーク「MThread2」を動かしてみた。

20201103h_mthread2_corei79700

約20億までの間に素数がいくつあるかを割り出す(内部的には素数の一覧も作っている)処理を行うのに要した時間を、子スレッド数ゼロ(親スレッドのみで処理した場合)から、子スレッド64までスレッドを1ずつ増やして計測したのが上の図だ。最長は37.679秒(子スレッド1)、最短は5.143秒(子スレッド59)であった。

以前の記事で、Core i7-870、Core i7-3920の測定をした。その時の結果と比べたのが下の表だ。

20201103i_mthread2_results

約10年前のCore i7-870と今回購入したCore i7-9700を比べると、おおむね、シングルスレッド性能で2倍、マルチスレッド性能で3倍の性能向上が見られる。これを「順当である」と評価するか、「これだけか」と評価するかは、悩ましい。

20世紀末には「ムーアの法則」というのが語られていた。私のおおざっぱな理解としては、「半導体の集積度は1年半ごとに2倍になる」である。そしてパソコンの世界では、それを緩く応用して「パソコンの性能は1年半ごとに2倍になる」という理解もあった。実際、1990年代の初め、486の33MHzが出て、DX2の66MHzが出て、Pentiumが出て、といったころは、本当に1年半ごとに2倍になるような状況だったと思う。わくわくしたっけなぁ。

それが今や、10年で2~3倍ですか。

Core i7-870は息子が使っているが、現行CPUに変えても、性能向上を体感できるかどうか、微妙な線である。壊れるまで使わせればいいかな、と思い始めた。

今メインとして使っているCore i7-3820は、なかなかの優れものであったかもしれない。メモリーが4チャンネル駆動であることも、MThread2での処理時間に効いているのではないかと思う。Core i7-3820とCore i7-9700を比べると、シングルスレッドで26%、マルチスレッドで60%の性能向上である。上がっていないとは言わないが、大きな差とは言いにくい。

H2

2020年11月 2日 (月)

Intel Pentium Dのファイルサーバーを更新

20201102b_myserverpentiumd915

新しいパソコンにWindowsを入れたいのだが、SSDがまだ届かない。仕方ないので、Intel Pentium D 915を搭載したファイルサーバーを出してきて保守作業を始めた。Pentium D 915は2006年に発売されたプロセッサで、私にとっては、初のマルチコア(といっても2コアだが)のプロセッサであった。人気がなく、安いものであった記憶がある。14年を経た今でも、かろうじて動いているのだから、大したものだ。

Windows 10の更新には大変に時間がかかった。CPUも遅いが、システムディスクも、我が家の6台くらいあるパソコンの中で、唯一のハードディスクである。フラッシュメモリーをキャッシュとして持つ機種であるが、遅い。Windowsの20H2に更新する際は、さんざん待って再起動した後に、画面に何も出ない状態があり、再起動に失敗したのかと思って電源を切って入れ直したら、それを持って更新に失敗したと判断され、やり直す羽目になった。大変に時間がかかった。

更新が終わった様子がこれだ。

20201102d_myserverpentiumdupdated

続いて、USB無線LANアダプター「Archer T1U」を装着した(購入記事はこちら)。有線LANのポートが枯渇しているので、無線LANも使えるようにしてはどうかと考えたのだ。バージョン1のドライバーが入らず、バージョン2のドライバーは入った。自分が持っているのはバージョン2だったのか、と驚いた。何とか動くようになったが、未接続になってしまうことがあり、リモートデスクトップで入る運用には使えないかもしれない。微妙である。

電源不良のような落ち方をしたので、電源を変えた。といっても、3台ある古い電源の中ではマシという程度に過ぎない。

20201102e_myserverpentiumdinside

上の写真では、マザーボードにAdaptecのSATA RAIDボード「2405」が装着してあることを見て取れるかもしれない。2405に1TBのHDDを4台接続してある。それを使って約2TBのRAIDを組み、そこに、昔の写真や映像を入れている。

昔の写真と映像は、どうしても消したくないものだ。通常使っているデスクトップのRAIDにも格納しているが、何らかのミスでそちらを壊すかもしれないので、このファイルサーバーには、なるべく古いままで保存している。このサーバー内のファイルを必要とするのは、何らかの事故が起きた時だけだ。

そんなわけで、このサーバーはめったに起動しない。2405の起動時間が長いこともあって起動は非常に遅いし、Windowsの更新をする時も長い時間がかかる。シャットダウンも時間がかかる。GbEのボードがうまく装着できず、有線LANはマザーボード上の100Mbpsだけである。とにかく、いざという時に、ここにデータがあってくれ、というものであるから、まあ、とりあえずこれで。

AMD Phenomを搭載したパソコンは、動くようにしようかと思ったが、画面が出たり出なかったりメモリーを認識したりしなかったりが著しく、あきらめた。マザーボードASUSTeK M3A78-EM(製品情報はこちら)とCPUは廃棄する。

20201102c_asustekm3a78em

このPhenomは6コアで、マザーボードはバックパネルが大変にゴージャスで(光S/PDIF出力とIEEE1394がある)、けっこう好きだった。安定して動いていれば、まだ延命したかもしれない。それでも、別れの時は来るのだった。

H2

2020年10月31日 (土)

Intel Core i7-9700などを購入

20201031a_intelcorei79700andothers

インテルのCPU「Core i7-9700」(3万2648円)、台湾ASUSTeK Computerのマザーボード「PRIME Z390-A」(1万9800円)、CFD販売のメモリー16GB×2「W4U2666CX1-16G」(1万1418円)と玄人志向の電源「KRPW-AK750W」(8228円)を購入した。

現行より1世代前のCoreプロセッサの値段が少し下がってきたかなー、と思っていたところで娘のパソコンの調子が悪く、Core i7-920のセットはそろそろ限界かと部品交換を検討した。9000シリーズだったら、ぎりぎり「7」に手が届くかも、と考えた。娘のパソコンの交換パーツとして使うなら9700Fでよいのだが、9700とあまり価格が変わらなかったので、統合グラフィックスへの色気が出てきた。

マザーボードは、娘に使わせるなら何でもよいのだが、自分が使うことも少しは考えた。自分が使いたくないと思うものを買って与えるのもすっきりしない。自分が使うとなるとバックパネルのS/PDIF出力は重要で、9000シリーズ用でそういう製品は、現在では選択肢がほとんどない。内蔵グラフィックスの出力も、HDMIのみでDisplayPortがないのはちょっと、とも思った。結局、高いとは思ったが「PRIME Z390-A」にした。

メモリーは、オーバークロックではない2666で十分だ。容量も、とりあえず2枚32GBで十分だろう。後に64GBへ増設してもよいわけだし。

電源は、先日買った玄人志向の製品が悪くなかったので、似たようなものにした。ケーブルが直接出ている、「プラグイン」ではないタイプである。プラグイン型の電源はいくつか買ったが、ケーブルをなくさないようにしまっておくのが億劫である。また、オーディオ接続では端子を一つでも減らそうと努力しているのに、わざわざ端子を増やすために高いものを買うこともあるまい、と思うようになった。

下の写真は、BIOS画面が出た様子だ。これが出るとほっとする。

20201031b_biosscreendisplayed

自作は2013年8月にCore i7-3820で実施して以来、7年ぶりだ。勝手がわからないことも多く迷いながら進めている。BIOS画面が出てほっとしてケースファンの配線を始めた。上面、背面のファンは動いたが、前面のファンは光るだけで回らなかった。

娘のCore i7-920は小康状態を保っているようなので、新マシンは自分で使うつもりである。

現在メインで使っているパソコンの光ディスクドライブ「BDR-211」(購入時の記事はこちら)を外し、新しいケースに移した。

20201031c_pioneerbdr211minnewcase

BIOS画面にも現れた。

20201031d_pioneerbdr211mfoundatbiosscree

余っているSATA SSDをつないでみたが、SK hynixの250GB(購入記事はこちら)は、ブート時に「ダメ」と言われて捨てることにした。息子のパソコンでおかしくなったやつで、本格的に壊れたようだ。

さて、次はSSDを買うか。

H2

2018年1月19日 (金)

転んでもただでは起きぬ

どこへやったのか、と思っていたPATA接続のSSDが引き出しの中にあったので、PATA HDDでブートしていたPentium D機をSSD化しよう、と考えた。

20180119b_pentiumd

ところが、140GBのHDDから64GBのSSDに移すのは、容量が足りないと言われて失敗。デフラグを念入りにかけてCドライブの容量は40GB程度に落としたのに、それでもうまくいかなかった。

あきらめて、余っていた1TBの3.5インチHDD「東芝MQ01ABD100H」でブートすることにした。これは、8GBのフラッシュメモリーをキャッシュとして使うというもので、まあなんというか、3.5インチHDDのガリガリ音だけは消せるだろう。速いかどうかは何とも言えないが。

それが何とか入ったので、AdaptecのSAS/SATAボード「ASR-2405」を入れてみた。以前入れた時はアレイがWindows側から見えなかったが、今回は問題なく入った。そんなわけで、ドライブの様子は以下のようになり、さらに、マザーボードのSATAポートを3個余らせることができた。

20180119a_pentiumddrives

1ドライブを2ドライブにすると、タスクマネージャーのパフォーマンスタブでその2ドライブが一括表示されたのが新鮮だった。64GBのSSDは、一応、ページファイルを置くのに使ってみた。ASR-2405で作った2個の1TBアレイを主に使う予定。旧パーツの寄せ集めであるが、少しは役に立つだろう。

H2

2017年12月14日 (木)

Core i7-870から3820で2倍の速度に

メインで使うパソコンを、Core i7-870からCore i7-3820にした。どちらも4コア8スレッドのCPUで、870は2009年登場、3820は2012年登場である。3年の差だ。しかし、今は2017年だから、まあ、大切に使っていると言えるだろう。

速度を測るのに使ったプログラムは、自作の「MThread2」。今見ると恥ずかしいものであるが、計算スレッド数をゼロ(画面を担当する親スレッドで計算)から64まで変化させて処理時間を計測できる。2004年にビルドしたバイナリで、x86アプリである。

Core i7-3820で動かした様子が下の図。

20171214d_mthread2_corei73820

一番遅かった(処理時間が長かった)のは、計算子スレッドなしの47.305秒。一番速かったのは計算スレッド63個の時で8.217秒だ。

下の図はCore i7-870。全部入るようにキャプチャーしなかった(すみません)。

20171214e_mthread2_corei7870

一番遅かったのは計算子スレッドなしの82.249秒。一番速かったのは、上の画面にはないが(テキストで記録は残した)、計算スレッド62個の16.477秒であった。

マルチスレッドでない場合、2倍は違わない。マルチスレッドだと、なんとか2倍は差があるかなあ。

3820の方はメモリーが4チャンネル駆動だが、870はシングルチャンネル駆動である。このプログラムはメモリーを盛大に読み書きするので、その影響もあるだろう。

処理性能の差は、2倍違わないと実感できない。今回の場合は、ぎりぎり実感できる、といったところだろうか。

H2

2017年10月31日 (火)

パソコンケースの電源ボタンが壊れるなんて…

昨晩意を決して、朝からメインパソコンのケース変更をした。これまで使っていたケースは下のものだ。

20171031a_rackcase

長いところ(前はラックハンドル、後ろは天板の出っ張り)を測ると奥行が約62cmという巨大なものだ。大きなマザーボードを入れるには都合がいいかもしれない。もしくは、とことんディスクを積むにもいいかもしれない。4Uラックマウントである。

どうしてこんなもんを買ったかというと、倒れやすい裸ラックの一番下に入れて重しにしていたから。今は配置を変えて、裸ラックにあまり重いものを入れていないし、一番上は針金で壁につないでいるし、手前に食卓を置いて転倒時の被害軽減を図っている。そんなわけで、そこに重しは必要ない。そうした経緯でSKBの12Uケースの下に入れていたのだが、あまりに奥行が長く、壁から手前までかなりのスペースを使うのに嫌気がさしていた。また、中に手を入れるためにはラックから引き出さなければならず、ラックの手前にキーボードスタンドを置いていると、それが邪魔になるのもいやであった。前面にふたがあり、DVDドライブにアクセスしづらいのも難だった。

そんなわけで、普通のデスクトップタワーケースに中身を移すことにした。こちらである。

20171031b_desktopcase

これは奥行が50cm程度である。中で配線をしていると狭いと感じるが、でもまあ、何とかなる。

中身を全部移して(電源は今回、手持ちの中でも最大容量のものにした)、電源を入れたら、起動しない。青ざめた。電源ボタンを押すとCPUの冷却ファンが回るのだが、すぐ止まってしまうのだ。

このケースには、これまで、Windows XP機が入っていた。それが動かなくなったので、じゃあもうWindows XPはやめて別のことに使うじゃん、と思ったのである。しかし、起動しない症状は、Windows XP機が動かなくなった時と似ている。となると、ダメになったのはケースかい!ということになった。

結論としては、壊れていたのは、電源ボタンであった。電源ボタンのジャンパーにリセットボタンをつないだら動いたからである。おそらく、押した後に通電しっぱなしになり、電源ボタン長押しで強制終了、ということになっていたのだろう。

1995年ころからパソコンの自作をしてきたが、電源ボタンが壊れた経験はないし、そんな話を聞いたこともない。驚いたので書き留めておくことにした。

その後は、なんとか動いている。ミラーディスクは再同期がかかってしまったが、認識したから、まあよしとする。

H2

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