パソコンケースの電源ボタンが壊れるなんて…
昨晩意を決して、朝からメインパソコンのケース変更をした。これまで使っていたケースは下のものだ。
長いところ(前はラックハンドル、後ろは天板の出っ張り)を測ると奥行が約62cmという巨大なものだ。大きなマザーボードを入れるには都合がいいかもしれない。もしくは、とことんディスクを積むにもいいかもしれない。4Uラックマウントである。
どうしてこんなもんを買ったかというと、倒れやすい裸ラックの一番下に入れて重しにしていたから。今は配置を変えて、裸ラックにあまり重いものを入れていないし、一番上は針金で壁につないでいるし、手前に食卓を置いて転倒時の被害軽減を図っている。そんなわけで、そこに重しは必要ない。そうした経緯でSKBの12Uケースの下に入れていたのだが、あまりに奥行が長く、壁から手前までかなりのスペースを使うのに嫌気がさしていた。また、中に手を入れるためにはラックから引き出さなければならず、ラックの手前にキーボードスタンドを置いていると、それが邪魔になるのもいやであった。前面にふたがあり、DVDドライブにアクセスしづらいのも難だった。
そんなわけで、普通のデスクトップタワーケースに中身を移すことにした。こちらである。
これは奥行が50cm程度である。中で配線をしていると狭いと感じるが、でもまあ、何とかなる。
中身を全部移して(電源は今回、手持ちの中でも最大容量のものにした)、電源を入れたら、起動しない。青ざめた。電源ボタンを押すとCPUの冷却ファンが回るのだが、すぐ止まってしまうのだ。
このケースには、これまで、Windows XP機が入っていた。それが動かなくなったので、じゃあもうWindows XPはやめて別のことに使うじゃん、と思ったのである。しかし、起動しない症状は、Windows XP機が動かなくなった時と似ている。となると、ダメになったのはケースかい!ということになった。
結論としては、壊れていたのは、電源ボタンであった。電源ボタンのジャンパーにリセットボタンをつないだら動いたからである。おそらく、押した後に通電しっぱなしになり、電源ボタン長押しで強制終了、ということになっていたのだろう。
1995年ころからパソコンの自作をしてきたが、電源ボタンが壊れた経験はないし、そんな話を聞いたこともない。驚いたので書き留めておくことにした。
その後は、なんとか動いている。ミラーディスクは再同期がかかってしまったが、認識したから、まあよしとする。
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